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COLUMN 不動産売却コラム

2023/05/20(土)

不動産のいろはのい 不動産の売買(2)

こんにちは。

諏訪市・岡谷市周辺の不動産に強い(株)不動産の相談窓口です。

前回は不動産の売買(1)ということで仲介手数料の話や、買いたい方の視点から、直接不動産業者から買う方法と媒介で買う方法のメリット、デメリットについてお話しました。

今回は逆に売りたい方の視点からお話しします。では早速参りましょう。

 

2.不動産の売買(2)

 

不動産を売る際は2つの方法があります。不動産業者が物件を買い取る「買取」と不動産業者が仲介する「媒介」です。

前者は不動産業者が物件を直接買い取るので現金化が早く、売主は買主が見つかるまで待つ必要がありません。買取価格が直ぐにわかるので今後の計画が立てやすくなります。解体費や物件の価値の変動を気にする必要もありませんね。買主の方が内覧に来る際の立会いや鍵の管理などの面倒もありません。

不動産業者が買主となるので仲介手数料ももちろん不要です。

しかし、媒介と比べて売値が低くなる可能性があることには注意が必要です。

後者は不動産業者が仲介するだけなので買主が決まるまで時間がかかることがあります。買主がいつ現れるか分らないので予定が立てにくい。解体費の高騰や物件の価格下落の可能性があります。(逆に解体費の低下や地価の上昇の可能性も勿論ありますが…)場合によっては購入希望の方が内覧に来ることもあります。また、不動産業者が仲介するので仲介手数料も発生します。

しかし、買取よりも売却価格が高くなる可能性がありますし、現況有姿売買もしやすいです。また、買主の顔を見ることが出来るということもメリットに挙げられます。

 

長くなってしまったので「買取」と「媒介」の特徴をまとめると

買取

・短時間で現金化出来る

・今後の計画が立てやすい

・解体費や物件価格の変動を気にせずに済む

・内覧の面倒がない

・仲介手数料がかからない

・媒介よりも売却価格が低くなることが多い

媒介

・現金化までの時間が比較的長時間

・今後の予定が立てにくい

・解体費や物件の価格の変動がある

・内覧の立会いや鍵の管理などの手間がかかる

・仲介手数料の支払いが必要になる

・買取よりも売却価格が高くなる可能性がある

・現況有姿売買がしやすい

・買主の顔がわかる

 

となります。

売主の方の状況は様々だと思いますのでどちらが良いと一概に言える話ではありません。それぞれの特徴を理解したうえで売主の方の状況に応じた選択をすることが重要です。

 

以上不動産の売買(2)ということで買取と媒介の特徴についてお話しました。

次回は不動産業者が仲介する際に必要になる媒介契約についてお話ししたいと思います。

それでは今回はこの辺で失礼します。

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